あれから一週間・・・

あの恐ろしい日から一週間・・・・
被災された方々の心情を思うと、言葉がみつかりません。

2011年3月11日14時46分

私は埼玉で合唱の伴奏の仕事からの帰り道
車の中で地震にあいました。
あと10分ほどで自宅に到着する距離。
ちょうど信号待ちで右折レーンにいました。
車のテレビでは石原東京都知事が次の選挙に立候補するという
報道がなされていた頃。
車が上下に揺れている感覚・・・
どうも様子がおかしいな？と思っていたら
テレビで「地震がありました」との声が。
右折の信号が出たのでそろそろと前の車に続いて右に曲がりきった瞬間
車が左右にグラグラと揺れてハンドルを強く握っていないと
自分の身体がどこかに飛ばされてしまうぐらいの体感でした。
周りを見てみると信号機が大きく横に揺れ、対向車もグラグラと。
近くにあった建物からたくさんの人たちが外に飛び出してきました。

ほんと尋常でない揺れでした。
揺れている時間も長かった・・・・


前の車が進み始めたので、私もソロソロと車を動かし
自宅に帰り着きました。
車で爆睡していたりなﾘﾝは地震で起きることなく寝ていました。
こうやﾏﾝは私が地震だ～と言ったらわかっていたようですが。

家の中に入ると、階段の窓に飾ってあった
猫の置物が玄関まで転がり落ちていました。
キッチンに行くと、棚の上に置いてあった食パンの袋が
コロリと床に落ちていました。
食器棚は奇跡的に無事。
二階に上がってみると、だーりんの机脇に積み上げられていた
書類の山が床に散乱していました。
それ以外特に被害もなく済んで良かったです。


テレビを付けてみると・・・・
東北地方が震源の巨大地震が起こったとの報道。
そのうちヘリコプターから恐ろしい映像が。
津波が次々と家や車や田畑を飲み込んでいく映像は
なんだか恐ろしくて。
道路を逃げ惑う車に乗っていた人たちの恐怖を想像するだけで
怖くなります。
ニューヨークのタイムズスクエアに飛行機が突っ込んでいく映像も
衝撃的だったけど・・・・・

実は高校のｸﾗｽﾒｲﾄも気仙沼で被災しました。
一時安否がわからず心配しましたが
ﾂｲｯﾀｰで消息がわかりほっとしています。
地震の時は気分がすぐれず、勤務先の高校を休んでいたらしいです。
彼はいま気仙沼の市役所で、避難している方々のお世話をしているそう。
昔からそういうところが変わってないな。


一時間半前までいた実家の近くでは
瓦屋根が落ちた家や石壁が崩れたお宅があったようです。
実家は大きな招き猫が棚の上から落ちて粉々に割れてしまったそう。
父はその時間近くのﾎｰﾑｾﾝﾀｰで買い物をした直後だったそうです。
大人でも立って居られないぐらいの揺れだったと
次の日に電話で聞きました。


被災されている方々の中には小さなお子さんを抱えている人も多いはず。
震災のショックもあるだろうし、不自由な生活を強いられて
情緒不安定になっていたりしないだろうか・・・と。
昨日は雪も降って相当寒かっただろうな。
一刻も早く被災され避難している方々が
温かい食べ物や飲み物を食し、お風呂にゆっくりと浸かって
手足を伸ばしてゆっくり寝られるような生活が出来るようになることを祈るのみです。

何か出来ることは無いのか？
今は節電につとめ、車での外出を控え、買いだめをせず・・・・
早く原発の問題も収束に向かい、東北地方が落ち着いてくれることを祈るのみです。



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本日3月18日は5回目の結婚式記念日。
そしてりなリン1歳4ヶ月の月記念日です。

こうして元気に暮らせていることを、改めて感謝しなければいけませんね。
りなリンはもうすぐ一人で歩けそうな感じにまでになっています。


大きな哀しみを乗り越えて
これからの日本の未来が明るくありますように・・・・